2018年2月26日月曜日

信号機

半世紀以上も前の話になるが、自動車運転免許を取るために教習所に通った。
実技試験は教習所で合格したが、学科試験は平針の試験場で受けなければならない。
教習所の教官から、信号機の赤、黄、青の順番を答える問題が出るから、左親指の爪に赤鉛筆で印をしておけ、と言われた。
その問題が出たかどうかは覚えていないが、赤い目印のことは今でも覚えている。

青信号と云うが、実際の色は緑色なのだと、ずっと思っていた。緑色を「あお」と表現することは良くあるので、緑信号を何かの都合で青信号と云っているのだと思っていた。実際に、青信号は緑色がかって見えた。

日本人がノーベル賞をもらった青色LEDが発明されてから、信号機が従来の白熱灯を用いたものから、LEDを用いたものに置き換えられつつある。
LEDの信号機を見ると、確かに青色である。
青信号が緑色がかって見えたのは、ポリカーボネート樹脂製の青色カバーが経年変化したためなのだろう。

信号機には、太陽の影響を受けずに見易くするために、ひさしが付いている。
LEDに替えて見易くなったためか、ひさしが短くなっている。

信号機本体の色も、白色から焦げ茶色に変えたものもある。

最近はひさしのない信号機も見かけるようになった。

近くで見かけた紅梅は満開でした。もうすぐ春ですね。




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